If You ・・・

2003年9月3日
_/_/_/_/_/ TC _/_/_/_/_/

生物研究員である私と同僚のさくらかな氏は
惑星「Nyx」に不振な動きがあるとの情報を
受け調査に向かっていた。

あいかわらず空調の悪いNyxへの移動シャトル
の中で、新たな情報が舞い込んできた。

諜報員:「コチ・・ラ・・・・国・・ココにも
・・大量の・・・そちらへ・・・うぁああ!」

震える手で通信を切る私とは対象的にさくらかな
氏は「フッ」と余裕の笑みを浮かべ
再びシートに体をもたげ、眠りについた。

こんなことなら、武装してくるべきだった。

後悔もさめやらぬ内にシャトルはNYXへ到着
するのであった・・・。

慎重に進み、スペースステーションのドアが開き
ロビーに出た。

「ぎゃ!」

思わず声をあげた。

周囲には大量の複製人間が立っていたのだ。

エネミーレーダー(右下の小MAP)には敵の反応も味方の
反応もある。
髪有、髪無、胸有、胸無、マント。様々いる。

幸い攻撃の意思感じられない。

さくらかな氏が黙々と調査を続けるのに続き、私も
気を取り直して調査を開始した。

どうやら個々の意思はないようだった。
ただ彼らの背中には分かり易く番号が記載されて
いた事が印象深い。

その後我々を気に留めず4種類のコピー人間
統計40人がステーションを覆いつくしたところ
で、おそらく先に作られたであろう複製から順に
は跡形もなく崩れ去っていった・・・。

その光景にうっかり気を失ってしまった私が目を
覚ました頃には複製人間もさくらかな氏も姿を
消していた。。。

三連太陽の日差しが眩しい、夏の出来事であった。
私達が見たのは幻だったのだろうか。それとも・・・

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